現在、日本の特定技能制度において、受け入れ急増している国はネパールです。
そこで今回は、ネパールとはどのような国なのか、どのような国民性や特徴を持つ人々なのか、そして特定技能の申請をする際に必要なネパールならではのルールはあるのか?を分かりやすくまとめたいと思います。

まずはネパールの基本情報になります。

正式名称:ネパール連邦民主共和国

首都:カトマンズ

人口:約 3,100万人

面積:約 147,000 km²(日本の北海道のおよそ1.8倍)

言語:ネパール語

通貨:ネパール・ルピー (NPR)

日本との時差:ー3時間15分

飛行時間:約7時間45分〜8時間40分。

宗教:主にヒンドゥー教(約81%)、仏教、イスラム教など

社会・文化の特徴

ネパールは多民族・多言語国家で、ヒンドゥー教と仏教が共存し、都市部を中心に英語話者も増えています。家族中心の社会で伝統行事や祭りが豊富で、地域ごとの独自文化が色濃く残っています。食文化はダルバートやモモなど、素朴でスパイスを活かした料理が特徴です。

経済の特徴

ネパール経済は農業が基盤で、人口の多くが農業に従事しています。また、海外出稼ぎ労働者からの送金がGDPの大きな割合を占め、重要な収入源となっています。観光業も主要産業で、エベレストをはじめとする山岳観光が経済を支えています。

ネパールならではの特定技能申請時のポイント

特定技能試験に合格して来日するパターンが比較的多い

特定技能は本来「技能試験」「日本語試験」が必要ですが、技能実習2号を良好に修了している人は技能試験免除のため、試験なしでスムーズに移行できる層が多いのが特徴です。そのため、ベトナム人など技能実習生がもともと多い国籍は技能実習から特定技能に切り替えるパターンが多いのですが、ネパールは比較的、最初から特定技能で来日するケースが多いです。

ネパール大使館申請がやや複雑

ネパール大使館申請とはネパール人を 特定技能で日本へ受け入れる際に必要となる、「求人票(デマンドレター)などの書類を駐日ネパール大使館で認証してもらう手続き」 のことです。手続きをするたびに様式が変わったり、以前は問われなかったことが追加書類で求められたり、ベトナム大使館に比べたら圧倒的に複雑で提出する書類も多く、費用もかかります。

ネパールから呼び寄せる際は、一度にできるだけ多くの人数で進めるのが望ましい。

ネパール大使館申請手数料は2026年現在、1〜25人あたり46,000円(25人まで一括)になります。これは1名でも25名でも一律46,000円なので多い人数のほうがお得に感じると思います。

在留資格認定証明書(COE)申請は事前に書類を要チェック!

ネパール人の他の国と違う特徴は、留学生で以前に来日していたり、留学で申請したけど許可が下りなかった、という事例が多々見受けられます。
許可が下りなくても不正などがなければ特に問題はないのですが、過去に申請していたことを隠していたら最悪COE申請は不許可なんてことも考えられます。
ですので面接前や履歴書をチェックするときに念入りに過去の申請歴をチェックする必要があります。
【個人的な見解ですが】過去に留学で申請していた事実を隠したくなる心理もわかりますが、100%バレますし、不許可のほとんどが「銀行残高」なので、留学で許可を求めるならお金持っていないとダメでしょ?となりますが、特定技能では銀行残高は求められませんですし、むしろお金を稼ぐために来日したいのですから、そこは堂々としてもらいたいですね。ただ、なぜ前回は留学で申請したけど今回は特定技能で申請したのか?の部分を問われることもありますのでそこはあらかじめ明確にしておくべきだと思います。

まとめ

今回のまとめ

  • ネパールは特定技能の受け入れが急増中
  • 技能実習より、最初から特定技能で来日する人が多い
  • ネパール大使館申請が複雑で、人数はまとめた方が有利
  • COE申請では「過去の来日申請歴」を必ず確認

そして最近のネパール人は英語を話せる人が増えてきているので、職場での指示や研修も英語を併用することでスムーズに理解してもらえるケースが多くなっています。

Step In Globalではネパール人特定技能者の受け入れや支援をご希望される企業様のご相談を承っております。
ぜひお気軽にご連絡ください。